大きなバストを支えてくれる大胸筋。大胸筋がなくては、どれだけ大きくて形の綺麗なバストでもしっかりと支えることが出来ずに、垂れ下がった、みっともないバストになってしまいます。様々なバストアップ法がある中でも、大胸筋を鍛える筋トレはバストアップを願う上では欠かせない方法の一つです。
今回はそんな、バストアップに効果的な大胸筋の鍛え方をご紹介させて頂きます！
大胸筋の役割とは？
そもそもバストの構造は、バストの約90%を占める脂肪と、乳腺、クーパー靭帯で成り立っていますが、そのバストを支えている筋肉が大胸筋です。
クーパー靭帯はバストを支える上で、大胸筋と同じく重要な組織で、バスト表面と乳腺をつないでいるコラーゲン線維の束のことを言います。クーパー靭帯は一度伸びたり切れてしまうと二度と元には戻らないと言われているため、クーパー靭帯が切れたりしてしまった場合は大胸筋でバストを支えるしかありません。
この大胸筋ですが、大胸筋は除骨の上にある扇形の大きな筋肉で、バストの土台となりバストの重さを支える役割を果たしています。
この大胸筋が衰えていくと、バストの重みをしっかりと支えきれなくなるため、バストの下垂などの原因につながります。またこの大胸筋は、普段の生活の中ではなかなか使う機会が少ないため、筋トレなどで意識的に鍛えていかなければ、すぐに衰えてしまいます。
また大胸筋だけでなく、大胸筋の下にある小胸筋と呼ばれる筋肉も、バストを支える上では欠かせない役割を担っており、大胸筋だけでなく小胸筋も鍛えておかなければいけません。
大胸筋を鍛える筋トレ法
大胸筋を鍛えることで、重力に負けない張りのあるバストを手に入れることは分かりましたが、実際にはどんなふうに鍛えたらいいのでしょうか？
ここでは大胸筋を鍛えるための筋トレ方法をご紹介させていただきます。
・バストアップのポーズ
バストアップのポーズはいわゆる合掌のポーズで、大胸筋を鍛えるのに最も有効な筋トレの一つです。やり方としては、胸の前で両手の手のひらを合わせ、両手で押し合うように力を入れます。そのままの状態ではゆっくりと呼吸をしながら、胸の前に手前から奥、また前のように前後させます。次に手の位置を左右、上下に動かすようにしましょう。
これをそれぞれ5回ずつ繰り返してください。
バストアップポーズは、エクササイズグッズなどもいらないので自宅で簡単にできるのでおすすめです。
・前後プッシュアップ
前後プッシュアップは、通常のプッシュアップと違い、腕を前後に開くによって、胸の上部と下部を両方とも鍛えることができるトレーニングです。やり方としては、膝をついて床に座り、手を幅より広めに開き、床につけます。そのまま片方の手を手のひら一つ分前に出し、もう片方の手を手のひら一つ分後ろに下げ、その状態で腕立て伏せを行います。
前後プッシュアップを行うことで、大胸筋もしっかりと鍛えられ、デコルテラインも美しくなるのでおすすめです。
・胸筋のエクササイズ
バストアップのためには大胸筋だけでなく小胸筋もしっかりと鍛えておかなければいけません。小胸筋を鍛えるやり方は、まずダンベルを持って仰向けに寝そべり、両手を肩の高さよりも少し低めに広げます。次に手が頭の方に来るように肘を90度曲げ、息を吸いながら体の正面で肘と肘を合わせ腕を床から離します。次に息を吸いながら手を元の位置に戻し床につける前で止めます。これをゆっくりとした呼吸で、10回ほど繰り返してください。小胸筋を鍛えるエクササイズを行うことで、バストの下垂を防ぐための筋肉を強化することができます。
大胸筋の筋トレはムキムキにならないの？
大胸筋や小胸筋をしっかりと鍛えることで、バスト下垂から防ぎ、ハリのある美しいバストを作ることができることはわかりましたが、筋トレによって筋肉がムキムキにならないのか、筋トレで胸が硬くなったりしないかと心配だという女性も多いと思います。
基本的に、女性が大胸筋や小胸筋を鍛えるトレーニングを行っても、筋肉がムキムキになって、胸が硬くなるということはほとんどありません。ただ筋力増強のためのプロテインなどを飲みながら、あまりに過度な負荷をかけて、筋トレを行ってしまうと、女性であっても筋肉がムキムキになる可能性もあるので、バストアップ目的で大胸筋を鍛える場合は、適度な負荷で行うことと、やりすぎには注意しましょう。
筋トレの後には栄養素が大事
筋トレを行う上でもう一つ大事なのは、筋トレを行った後の栄養素です。そもそも筋肉トレーニングは、トレーニングしている時に筋肉が発達するのではなく、トレーニングをした後に超回復と呼ばれる筋肉を修復する時期に、筋肉が強化されます。そのためトレーニング後にタンパク質などの筋肉の元となる栄養素が不足していると、筋肉がなかなかついてくれません。そのため筋肉トレーニングなどを行った後には、タンパク質などの栄養素がしっかり含まれている食品などを摂取するようにしましょう。
また、先ほどもご紹介したように、プロテインなど筋肉の元となる成分を摂りすぎると、逆に筋肉がムキムキになってしまうので、適度にバランスよく食事から取り入れること大切です。
大胸筋を鍛えるエクササイズで重力に負けないバストを作ろう！！
いかがでしたでしょうか？
大きなバストを支えるための重要な組織である大胸筋。大胸筋は意識して鍛えていかないとすぐに衰えてしまいますよ！垂れさがったみっともないバストにならないためにも、日頃から大胸筋を鍛えるエクササイズを行うことが大切です。
また、エクササイズだけでなく、筋トレで強化した筋肉を効率よく作り上げるためにも、タンパク質などの筋肉の源となる栄養素を取り入れることも忘れないでくださいね。
是非、ご紹介したエクササイズ法を参考に、重力にも負けないバストを手に入れましょう！！
