バストアップに興味がある女性であれば、バストの構造や、バストアップのために必要な栄養素、筋トレ法や、マッサージ法など様々な知識を身につけていることと思います。
とはいえなかなか、バストアップ法を試してみても、効果が得られずに悩む女性も少なくありません。
でもそれ、もしかしたら効果が出ないのは、肋骨が原因かもしれませんよ？
バストアップに、肋骨の話なんて、あまり馴染みがないかと思いますが、肋骨を動かすことでバストアップに効果があると言われているんです！
今回はそんなバストと肋骨の関係をご紹介させて頂きます！
肋骨の位置と役割
そもそも肋骨は胸部の内臓を覆う骨です。
骨は全部で24本あり、両側12本ずつついています。
肋骨の役割は、内臓を覆うようについていることからも、内臓を外から守るための役割や、呼吸と関係しており、肋骨は腹式呼吸をする際に重要な役割を果たしています。
また、体を滑らかに動かすためにも、重要な肋骨ですが、肋骨が動かなくなると、しっかりと肺に空気を取り込めなくなるため、呼吸が浅くなり、自律神経の乱れや、代謝が悪くなったり、肥満になりやすいなどの悪影響を及ぼします。
肋骨とバストの関係とは？
肋骨は内臓を守るために重要な役割を果たしていますが、バストとも深い関係があります。
肋骨は胸部の大部分を占める肺を取り囲むように形成されており、生命維持に欠かせない肺の動きとも深く関係しています。
そのため肋骨の動きが悪くなり肺を圧迫してしまうと、呼吸が浅くなるため、酵素を体内に取り込めなくなってしまいます。
酵素を取り込めなくなってしまうということはバストの細胞の代謝が悪くなってしまうということ。
バストに古い細胞が残ったまま、新しいものが取り入れられなくなれば、バストは成長することができないんですね。
肋骨を動かそう！
先ほどもご紹介したように、肋骨の動きが悪くなることで肺を圧迫し、バストの成長に必要な酵素を取り込めなくなってしまうことが分かりましたが、バストが垂れてしまう原因に、肋骨と肋骨の間の筋肉が骨にへばりついて固くなってしまうことが挙げられます。
肋骨の動きが悪いだけでも、バストに十分悪影響をもたらしますが、肋骨の間の筋肉までへばりついて、ガチガチになってしまうとバストが成長出来ないどころか、バストが垂れ下がってしまうことも！
そのため肋骨と肋骨の間の筋肉である、肋間筋をほぐすストレッチが大切です。
では早速、肋間筋をほぐすためのストレッチを見ていきましょう。
・肋間筋をほぐす肋骨ほぐし
肋間筋をほぐすためのストレッチのやり方は、まず、片方の手で逆側の脇に手を当てバストを軽く持ち上げてしっかりと支えます。
次にこぶしを作って第二関節の骨で、脇からバストに向かって筋肉をさすりあげましょう。
この際、息を深く吸うように意識してください。
次に脇の下の高さから、こぶし一つ分ずつ下にずらし、3つのラインで拳を動かしていきます。
最後に胸を支えていた手を脇の下にずらし、脇のお肉をバストへかき集めるように手を動かしていきます。
この動作を30回ほど繰り返すようにしましょう。
肋骨ほぐしを行うだけで、呼吸もスムーズになり、肩こりなどの改善にも効果が期待できるので、是非試してみてください。
開いてしまった肋骨を元に戻すには？
肋骨の動きや位置が正しくないことで、バストアップの妨げになることはわかりましたが、一度開いてしまった肋骨や、動きが鈍くなってしまった肋骨を元に戻すことができるのでしょうか？
ここでは、 開いてしまった肋骨を元に戻す方法をご紹介します。
・姿勢の改善
そもそも肋骨の動きが鈍くなったり、開いてしまう原因には姿勢の悪さが関係しています。
現代女性は、猫背が多いと言われており、猫背になり背骨が曲がってしまうことで、肩甲骨と肋骨を結ぶ小胸筋と、大胸筋が凝り固まり、肋骨を固定してしまっている可能性があります。
ですので、まずは姿勢を改善することが大切。
両足をしっかりと床に着け、背筋を伸ばすことを意識しましょう。
またこまめに、背伸びなどのストレッチを行って、筋肉のこわばりを取ってあげるのも大切です。
肋骨を締めてアンダーバストを細くする！
肋骨の開きや動きの鈍さは、バストの成長を妨げるだけでなく、アンダーバストが太くなってしまう原因にもなります。
バストの悩みは様々で、バスト自体が大きくても、アンダーバストが太っているせいで、バランスが悪く見えてしまうという悩みを抱える女性も少なくありません。
特に背中に贅肉がないのに、アンダーバストが太いという方は、肋骨の開きが原因の可能性があります。
肋骨を支えているのは、内腹斜筋と言われる筋肉で、内腹斜筋は肋骨を正しい位置に導く役割があるのですが、この筋肉が弱くなることで、肋骨が開きやすくなってしまいます。
内腹斜筋を鍛えることで、肋骨が正しい位置に置かれ、アンダーバストが引き締まってくるので、内腹斜筋にも意識してエクササイズを行うようにしましょう。
肋骨をしっかり動かしてバストアップのサポートを
いかがでしたでしょうか？
一見なんの関係もなさそうな肋骨。
でも肋骨の動きが鈍いことでバストアップを妨げていたんですね。
特に現代女性は、スマホやPCを使う機会も多く、いつまにか知らず知らずのうちに猫背になっている場合が多いように思います。
姿勢の悪さは、肋骨だけでなく美しいボディラインも台無しにしてしまいますよ！
また、慢性的な肩こりやむくみ、冷え性などの健康面にも様々な悪影響を及ぼし、肩こりや冷え性がさらにバストアップを妨げるという悪循環に陥ってしまう可能性も！
是非、ご紹介した方法を参考に、ガチガチに固まってしまった肋骨を開放して、バストアップのサポートをしてあげて下さい！
また、肋骨だけでなく、肩甲骨などもバストと深く関係しているので、肩甲骨をほぐすストレッチなども一緒に行うことで、さらに効果もアップします。
肩甲骨とバストアップの関係についてはこちらの記事にまとめています▼
バストアップのためには、総合的なアプローチを！！
